民家園茶室建設の趣旨とお願い

都筑民家園に本格的な「茶室」が建設されました。この茶室は従来のような閉鎖的なものでは無く、身近に気軽に接することができ、茶会や茶の稽古以外にも多目的に使用して頂くことが出来るよう配慮されています。都筑民家園ではこの茶室や露地を活用して、次世代へ日本の伝統文化を継承し創造することを目指しています。

広く市民の皆さまに活用いただくため、上記の趣旨をご理解いただき利用申し込みをお願い致します。

なお、この茶室は市民からの寄付により建設され、市に寄贈されましたが、茶室は公園の貸し出し施設としての位置づけが条例のなかにはありません。貸し出し施設としてできない中、維持管理は指定管理者に任されています。したがって、維持管理費は皆様から頂く「運営協力金」でまかなうことになります。市民で愛着を持って維持管理する横浜でも初めての茶室にご理解いただき運営にご協力いただくようお願い致します。

  1. 茶室文化事業の内容
    茶室や露地を活用して、次世代に日本の伝統文化を伝承し創造する事業を歓迎します。また、数寄屋建築の茶室を身近に気軽に接することができる事業についても幅広い活用を目指していますので、茶室にふさわしい活用を期待しています。
  2. 利用内容
    茶室利用にふさわしい内容:例えばお茶会、句会、おはなし会、歴史研究会など
    茶室、備品類を傷つけない内容:未就学児は親同伴
    一般見学者が見学可能な内容:閉鎖的利用ではなく、公開できる内容
    事務局と合意した内容:公共施設としてふさわしい内容
  3. 運営協力金
    運営協力金は茶室、露地の維持保全 (建物の障子、ふすま張り替え、畳替え、露地の植木手入れ、垣根修繕など) の資金として使用します。
    使用場所、時間で運営協力金は別紙参照ください。
  4. 利用申し込み (申込書)
    仮予約:希望の日程が空いているか先着順仮予約をお願いします。第2、第3希望まで。
    本予約:日程、内容が確定しましたら本予約として確定します。運営協力金は本予約時にお支払いください。
  5. 利用資格
    利用は横浜市民を優先しますが、横浜市民以外も利用できます。
    利用申し込みは個人または団体とします。
  6. 利用上の注意事項
    1. 持ち込み品:各自の責任の下持ち込み可能です。紛失、損傷などについては責任を負いかねますので、自己管理お願いします。
    2. 備品貸出:備品貸出し規定に則り貸し出します。
    3. お湯の準備:お湯は電気 (ポットなど) をお使いください。炭は使えません。
    4. ゴミ持ち帰り:ゴミ袋持参のうえ、全てお持ち帰りください。
    5. 掃除:使用後清掃をお願いします。掃除用具は (はたき、ほうき、掃除機など) 常備のものをお使いください。掃除方法は明示していますのでお願いします。
    6. 使用上の過失:使用後点検で明らかに使用上の過失がある場合は、弁償をして頂きますのでご了承ください。
    7. 駐車場利用:道具運搬の為原則4台まで可。一般来場者の駐車場はありません。
  7. 一般市民を対象とする有料イベントの開催
    一般市民対象の有料イベント開催、参加費徴収可。ただし、参加費の15%を運営協力金 (うち消費税10%) として民家園に収めて頂きます。イベント保険は開催者が付保下さい。チラシ作成等広報物には、主催:NPO法人都筑民家園管理運営委員会を標記ください。(貸館ではなく共同開催になります)
  8. その他
    民家園の都合上、やむを得ず日程などの中止・延期をさせていただく場合があるかもしれません、その場合はご了承下さいますようお願い致します。
問い合わせ先:NPO法人都筑民家園管理運営委員会
事務局長 木村 格